9月の株主優待銘柄は406銘柄に拡大!
2025年9月の株主優待は、権利付き最終日が 9月26日(金)、権利落ち日が 9月29日(月)、そして権利確定日は 9月30日(火) です。
9月26日(金)までに優待株を購入し、29日(月)まで保有すると優待の権利が得られます。
今年の9月優待株は 406銘柄 と、前年より24銘柄増加。話題のソフトバンク(9434)も優待を新設し、注目度の高い月となっています。
9月は食品・家電・鉄道・通信など生活に密着した内需企業に加え、海運や航空といった外需関連の大企業も多数。
銘柄を選ぶ際は「優待内容」だけでなく、配当利回りや株価の成長性も総合的にチェックすることが重要です。
注目優待株ベスト5
第1位:ソフトバンク(9434)
2025年3月末から株主優待を新設。
9月・3月の権利日に 100株以上を1年以上保有 すると、電子決済アプリ「PayPay」で使える 1,000円分のPayPayマネーライト が贈呈されます(年間2,000円分)。
- 株価は100株=約2万3,000円前後
- 利回りは配当(3.74%)+優待を加味すると実質的にさらに上昇
業績はスマホ契約やPayPay事業が好調で、今期も最高益予想。AI分野への投資も進んでおり、株価も上場来高値圏で推移。
高配当+優待+成長性 がそろった銘柄として長期保有に向いています。
第2位:ヤマダホールディングス(9831)
9月末に100株で 1,000円分の買い物割引券(500円券×2枚)がもらえます。
3月末にも500円分があり、年間合計1,500円分。
- 割引券は「ヤマダデンキ」「IDC OTSUKA」などで利用可能
- 株価は約450円前後で買いやすい水準
- 予想配当利回りは3.79%と高水準
家電販売や携帯契約が伸びており、業績も2期連続の増収増益予想。自社株買いや増配で株主還元にも積極的です。
底堅い株価推移から、今後の上昇トレンド入りが期待されます。
第3位:ANAホールディングス(9202)
優待は人気の 国内線株主優待券(半額割引)。
9月・3月に100株保有で、1枚ずつもらえます。2025年9月分は利用期間が延長され、2025年12月1日~2027年5月31日まで有効。
さらに、ANAホテル宿泊20%割引や飲食10%割引なども利用可能。
業績は国際線・国内線とも好調ながら、燃料費などの負担で減益予想。
株価は一時3,000円台に乗せた後、調整中。利回りは2.09%。長期で仕込むなら狙い目水準 ともいえます。
第4位:タカラトミー(7867)
3月は株主限定トミカセット、9月は通販サイト「タカラトミーモール」の 買い物割引(最大40%OFF) が優待に。
- 100株を3年以上保有すると割引率が40%に
- 株価は2,600円から3,600円まで反発中
人気商品「ベイブレード」「トミカ」は海外需要も強いですが、米国向け輸出に関税リスクあり。短期的には株価の上値が重い可能性もあり、中長期でコツコツ保有したい銘柄。
第5位:ヤクルト本社(2267)
9月は東京ヤクルトスワローズのファンクラブ会員権。
3月は Yakult1000を含む自社商品詰め合わせ が目玉です。
- 継続保有で優待内容が拡充(3年以上で追加贈呈、5年以上でQUOカードも)
- 株価は2023年高値から半値以下に急落し、利回りは2.78%に上昇
業績は苦戦していますが、優待の満足度が高く、株価が下げ止まれば投資チャンス。
まとめ
9月は406銘柄と 年間でも最大級の株主優待シーズン。
ソフトバンクやヤマダなど高配当+優待の組み合わせが魅力の銘柄から、ANAやヤクルトのように優待を通じて実際のサービスを体感できる銘柄まで、幅広い選択肢があります。
優待だけでなく、配当利回りや業績、株価水準も合わせて総合的に判断 して、自分の投資スタイルに合った銘柄を選びましょう。
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